げし

げし
I
げし【下司】
〔「げす」とも〕
(1)下級の官人。 したづかさ。

「六波羅のはや使, ~の次郎友方, 鞭鐙を合せかけ来り/浄瑠璃・平家女護島」

(2)鎌倉・室町時代, 荘園の現地にあって実務をつかさどる荘官の一。 預所(アズカリドコロ)以上の在地しない荘官などを上司・中司といったのに対する。
II
げし【下至】
〔下は…に至るまで, の意〕
…のものまで含まれること。

「まことなるかな称我名号~十声の功徳/浄瑠璃・賀古教信」

III
げし【夏至】
〔古くは「げじ」とも〕
二十四節気の一。 太陽が黄経九〇度に達した時をいい, 現行の太陽暦で六月二二日頃。 北半球では太陽の南中高度が最も高く, 昼間が最も長くなる。 五月中気。 ﹝季﹞夏。 《白衣著て禰宜にもなるや~の杣/飯田蛇笏》
冬至
IV
げし【牙歯】
動物のきば。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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